沖縄に生まれ、沖縄にはぐくまれたあんしんだから、「沖縄の物流」を考えつづけます。160以上の島からなる沖縄は日本で唯一の亜熱帯地域に属し、交易で栄えた琉球王国の歴史的背景をもちます。
また、古くからの伝統的な風習行事が根付き、経済活動においても県内企業や県産品を推奨する傾向があります。
私たちはこの島の特色をふまえた上で、現在の流通市場全体を見通し、商品を安定的にお届けできる仕組みづくりを目指しています。より豊かな暮らしを実現するビジョンとともに、あんしんは沖縄の物流の明日にむかっています。

四方を海に囲まれた沖縄において、物資の出入りは港か空港に限られます。そして、鉄道や河川のない島内の配達はつねに公共道路の使用にたより、さらに台風で滞りがちになるなどの地理的条件があります。
しかし、在庫をうまく管理し、情報技術でその時々のニーズの多様性に適する売買・決済・物流・情報システムなどを組み合わせれば、最終ステージとして沖縄独自の全体最適が可能となり、高付加価値な流通環境を設計できます。
この物流機軸のワンストップサービスともいえる構想を私たちは「沖縄型統合プラットフォーム・ストラクチャー」としてビジョンに掲げ、システム・インフラ・ノウハウのすべてを集約（あるいは機能化）していきたいと考えています。このため、ビジョンの実現にはあらゆる分野における協力・提携・共同化などによる「調和」（スクラップ・アンド・ビルドを含む）が進められます。
あんしんは、お客さま・納品先さま・業界各社さま、そして生活者の皆さまへのご理解を深めながら、一歩一歩、未来の物流の実現を目指して歩んでいます。